急速に進むオンライン化の中で壁の花(置いてけぼり)を作らない為に何ができるか? オンライン授業に必要な環境って何でしょう?先生はリアルで教える場合と違い多くの悩みを抱えていると思います。例えば、生徒が退屈せずに集中できる環境をどうしたら提供できるか?オンライン授業だと配信前の準備が大変など、困りごとも多いと思います。そこで今回は、その課題を解決しながら、さらにその一歩先を見据えて生徒が、また受けたいと思えるオンライン授業を環境整備や外部のツールを使用することで、子どもたちが楽しく学べるオンライン授業にする為のポイントをお伝えしていきたいと思います。
OBSを使うメリット
ZOOMなどでオンライン授業、オンラインの学校説明会、セミナーなどをする時にOBSというソフトがあります。無料で提供されており、多くの機能もあり、使い方を覚えることでオンライン配信の可能性を広げてくれます。また、Windows版、Macintosh版、Linux版とどなたでも使用が可能なソフトです。ZOOMやMicrosoft Teamsなどで配信をお考えの場合、画面の共有をする時に、資料を準備して共有をしているのではないかと思いますが、操作をしている側からすると急いで操作をしているつもりでも、閲覧者側は、操作に時間を取られているように感じてストレスを感じている場合があります。その時間をストレスなく見られるようにすることが出来るのがOBSの強みです。
OBSの活用事例
学校説明会
例えば、学校の様子を見て頂くときに動画などもOBSを使うことで事前に挿画を準備することで操作も簡単で閲覧者にストレスを与えることなくご覧いただけます。またOBSの凄い点は、どんな動画でも反映が出来、閲覧者に見せることが出来ます。例えば、スマホで撮影した動画を使用することも可能です。複数の動画を同時にご覧いただくことも出来ます。お話をされる先生をワイプで表示させることも出来るので効率的に伝えることも可能です。演出として先生が説明をする際に、通常なら動画の音声をOFFにして先生の話を聞こえやすくすると思いますが、聞きやすい反面少し堅苦しい感じになってしまいます。そんな時でもOBSならアクセントとして音楽などもBGMとして反映させることも可能です。ZOOMやMicrosoft Teamsは音楽に特化したソフトではないのでZOOMやMicrosoft Teamsを使って反映をさせると音が良くなかったり、話し声が聞き取りづらくなったりとせっかく演出を加えたりしても効果が半減してしまいます。そんな時はOBSとZOOMなどの設定を変えてあげることで、クリアできれいな音が表現できるようになります。BGMに合わせて話せるものメリットのひとつです。このように学校説明でもやり方ひとつでイメージアップを図ることが実現できます。
オンライン授業
次にオンライン授業でのOBS活用方法をご説明していきたいと思います。授業を行う場合にタブレットやスマホなどで事前に授業の様子を撮影したものを使うことも出来ます。このようなケースですと例えば、講師の方をお呼びしようとした場合にリアルタイムでお願いをするとスケジュールの調整が難しいなどの課題があります。でもOBSを活用することで、事前に撮影したものを流すことが出来るので、スケジュールを気にすることなく授業をすることも出来ますし、講師の方が登壇される場合でも、映像を事前に撮影をしたものを準備していくことで、映像を流しながら登壇者は説明に専念することが出来ます。また、テロップなどの説明を加えたり、大事なポイントを停止したりすることで閲覧者も大事なポイントをしっかり理解できるというメリットもあります。
オンライン配信はリアルを超える演出も可能!?
オンラインだから出来る演出を!
オンラインだからと言ってリアルに近い形で教えることを考えるより、オンラインだから出来るやり方を考えることでリアルよりも伝えることが可能になると思います。音楽の授業の場合に例えば、ピアノの授業なら先生の指先、足下、譜面を同一画面に映し出して、同時に見られるようにしてポイントをわかりやすく説明することも可能になります。リアルでは決して出来ないことがOBSを使うことでリアル以上の効果をもたらすことも可能になるのです。またパワーポイントなども共有をかけて見て頂いていると思いますが共有をしなくてもクリックするだけですぐに表示させることも可能です。このようにスムーズにミーティングを進めていくことが出来ます。
アーカイブ動画やeラーニング動画が簡単に出来る!
OBSの録画機能を使って学校説明会やオンライン授業、セミナーで行ったことを振り返りとして録画した映像をオンライン配信中に、再度、動画を見せることも出来ます。リアルタイムの画面にワイプのような感じで表示することも可能ですし、録画の画面だけを表示することも可能で様々な表示の方法があります。オンライン授業の場合なら大事なところを復習の意味でもう一度、確認をすることが出来るようになります。 また、応用としてスマホの映像を共有することも出来ます。事前にスマホで撮影した動画などで急遽、映像をご覧いただくようなことがあればスマホで映像を流したものが、画面に共有することが出来ます。Youtubeの動画なども同様にオンライン配信の中で共有することが出来ます。通常であれば、オンライン配信の業者さんに依頼をして予算もかなりの額が掛かってきます。忙しかったり、クオリティを求めたりしたい場合は、オンライン配信会社に依頼する必要があると思います。ただ予算が限られている場合ならOBSでこのような対応を自分で出来ますし、一人で対応することも可能なのです。このようなことをご自身で出来るようになれるサポートをするのがPOVのオンライン配信コンサルです。
動画は画像下のURLからご覧いただけます。