はじめに

OBS Studioは無料で高性能な録画・配信ソフトですが、初心者が使いこなすには押さえておきたいポイントがあります。
この記事では、初めてOBSで録画を行う方に向けて、基本設定のポイントや失敗しないためのコツをわかりやすく解説します。


1. OBS録画で最初に押さえるべき基本設定

1-1. 録画の保存先を確認

まずは「設定」→「出力」→「録画」で録画ファイルの保存先を設定し、保存先に十分な空き容量があることを確認しましょう。

1-2. 録画フォーマットの選択

mp4やmkvなど録画フォーマットを選べます。mp4は汎用性が高いですが、録画中のトラブルでファイル破損のリスクがあるため、mkvで録画し後で変換するのもおすすめです。

1-3. エンコーダの選択

CPU負荷が気になる場合は、NVIDIA GPU搭載PCなら「NVENC」などのハードウェアエンコーダを選ぶとPC負荷を抑えられます。


2. 録画を上手にするためのコツ

2-1. シーンとソースを整理する

複数のシーンを作り、画面構成ごとにソースを整理すると録画もスムーズです。カメラや画面キャプチャ、テキストなどの配置を事前に準備しましょう。

2-2. テスト録画を必ず行う

本番前に必ず数秒でもテスト録画を行い、映像と音声のズレやノイズがないかチェックしてください。

2-3. 録画設定はPC性能に合わせて調整

高解像度や高ビットレートは画質向上に有効ですが、PCの性能に負荷がかかりすぎると録画がカクつきます。性能に応じて設定を調整しましょう。

2-4. 音声ミキサーの設定を確認

マイクやシステム音声の音量バランスを調整し、不要なノイズフィルターを活用してクリアな音声を録音しましょう。


3. よくあるトラブルと対策

トラブル原因対策
録画がカクつくビットレートや解像度が高すぎる設定を下げる、他のアプリを終了
音声が録れていない音声デバイス設定ミス音声入力設定の見直し
録画ファイルが壊れるmp4録画の強制終了mkv録画を使い、後でmp4変換
映像が表示されないソースの設定ミスソースの追加・設定を確認

4. まとめ

  • OBS録画は基本設定を押さえることが失敗しない第一歩
  • 保存先や録画フォーマット、エンコーダの選択は重要ポイント
  • シーン管理やテスト録画でスムーズな録画を実現しよう
  • トラブルは設定見直しで解決可能
  • 初心者は無理せず段階的に操作に慣れるのがおすすめ

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初心者にも丁寧にサポートいたします。

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