「YouTubeでライブ配信をしてみたいけれど、機材や設定が難しそう…」
そう感じていませんか?
OBS Studioは無料で使える配信ソフトで、初心者でも本格的な配信ができる優れものです。
この記事では、OBSを使ったYouTube配信の始め方を、PCの基本環境から初期設定までわかりやすく解説します。
これから配信を始めたい方は、まずこの記事から一歩踏み出してみましょう!
OBS Studioとは?
OBS Studio(Open Broadcaster Software)は、無料で利用できる配信・録画ソフトです。
特徴は以下のとおりです。
- 完全無料・オープンソース
- Windows / Mac / Linux に対応
- 高画質・高音質での配信・録画が可能
- プラグインやカスタマイズ機能が豊富
プロの配信者や企業ウェビナーでも広く利用されており、YouTubeやZoomなど様々なプラットフォームに対応しています。
配信を始めるために必要なもの
OBS Studioを使って配信を始めるには、以下の環境を用意しましょう。
PCのスペック
- CPU:Core i5以上推奨
- メモリ:8GB以上推奨
- GPU(グラフィックボード):NVIDIA GeForce GTXシリーズなどあると安定
インターネット回線
- 上り速度(アップロード):5Mbps以上
- 有線LAN接続が望ましい(Wi-Fiは不安定になりやすい)
その他機材
- Webカメラ(または外部カメラ)
- マイク(USBマイクやオーディオインターフェースがあるとより高音質)
OBSのインストールと初期設定
OBSのダウンロード
- 公式サイト:https://obsproject.com/
- 使用しているOSに合わせてダウンロード&インストール
初期設定ウィザード
インストール後にOBSを起動すると、「自動構成ウィザード」が表示されます。
- 配信か録画かを選択(今回は「配信向け」)
- PC環境と回線速度を自動で判定し、最適な設定を提案してくれる
YouTubeとの接続
- YouTube Studioを開き「ライブ配信」→「配信キー」をコピー
- OBSの「設定」→「配信」→「サービス」で「YouTube」を選択
- 配信キーを貼り付けて保存
これでOBSとYouTubeが連携します。
配信前に確認すべきこと
実際に配信する前に、以下をチェックしておきましょう。
- カメラが映っているか
- マイク音量が適切か(小さすぎない、大きすぎない)
- インターネット回線が安定しているか
- 配信タイトルやサムネイルをYouTube Studioで設定済みか
ちょっとした事前確認で、配信トラブルを大幅に減らすことができます。
まとめ
OBSを使えば、無料でもプロ仕様に近い配信が実現できます。
今回ご紹介した内容を押さえることで、YouTube配信の第一歩を安心して踏み出せるはずです。
株式会社POVでは、OBSを活用した配信や録画のサポートも行っています。
「設定がうまくいかない」「安定した配信環境を作りたい」といったご相談もお気軽にどうぞ。
次回は「プロっぽい配信画面を作る!OBSのシーンとソース活用法」をご紹介します。お楽しみに!