OBS Studioといえば「配信ソフト」というイメージが強いですが、実は高品質な録画ソフトとしても優秀です。
さらに、ライブ配信しながら同時に録画もできるため、アーカイブ作成や再利用にも活用できます。
この記事では、OBSで「配信+録画」を両立する方法と、高画質で録画するポイントを解説します。
OBSで録画するメリット
- 配信後にアーカイブ動画をYouTubeに再アップできる
- 編集してダイジェストや教材動画として再利用できる
- トラブルで配信が途切れても録画を残せる
👉 配信ビジネスにおいて「録画しておく」ことは大きな安心材料になります。
配信と同時に録画する方法
- OBSを起動し、「設定」→「出力」を選択
- 「録画」タブを開く
- 録画パス(保存先フォルダ)を指定
- 「録画品質」を選択(高品質/中品質/カスタム設定も可能)
- 配信開始時に「録画開始」もクリック
👉 「配信開始」と「録画開始」は別ボタンですが、同時に押せば両方同時に実行できます。
録画形式の選び方
OBSでは録画形式を複数から選択できます。
- mp4:一般的で、編集ソフトと相性が良い
- mkv:録画中にトラブルがあっても破損しにくい(後からmp4に変換可能)
- flv:軽量で安定感あり
👉 安全性を重視するなら mkvで録画 → 配信後にmp4へ変換 が最もおすすめ。
高画質で録画するポイント
- 解像度:1920×1080(フルHD)推奨
- フレームレート:30fps(動きが多い場合は60fps)
- ビットレート:録画は6,000kbps以上が目安
- エンコーダー:NVENC(GPU)を使うとPC負荷を軽減
👉 配信設定より高めのビットレートにすると、アーカイブ用に綺麗な映像が残せます。
録画を活用するアイデア
- ウェビナーを録画してオンデマンド配信に再利用
- 社内研修として録画を教材ライブラリに追加
- セミナーのダイジェストをSNSプロモーションに活用
よくある録画トラブルと対処法
- 保存先がいっぱい → 余裕のあるストレージを準備
- 音声が入っていない → ミキサー設定で録音対象を確認
- ファイルが破損して再生できない → mkv形式で録画してから変換
まとめ
OBSは「配信ソフト」であると同時に、「高品質な録画ソフト」でもあります。
配信と録画を両方取り入れることで、アーカイブ活用や再編集の幅が広がります。
株式会社POVでは、OBS録画を活用した社内研修コンテンツ制作や、販促動画制作のサポートも行っています。
「録画した動画を教材化したい」「配信後に使えるアーカイブを残したい」という方は、ぜひご相談ください。
次回は「切り替えで飽きさせない!OBSで複数カメラを使う方法」をご紹介します。お楽しみに!




