「ゲーム音が大きすぎて、せっかくの喋りが聞こえないと言われた…」
「マイク音を大きくしたら、今度はゲームの迫力がなくなってしまった…」

配信初心者から中級者まで、多くの人がぶつかる壁が 音声バランスの調整 です。

実は、プロの配信者は「なんとなく」で音量を決めているわけではありません。
視聴者が聞きやすいと感じる 音量バランスの目安(黄金比) が存在します。

今回は、OBSの音声ミキサーを使った 失敗しない音量調整の方法 を解説します。


1. まず覚えるべき「音声バランスの黄金比」

OBSの音声ミキサーには、緑・黄・赤のレベルメーターが表示されています。

まずは それぞれの音声がどのレベルに来るべきか を覚えましょう。

推奨音量バランス

自分の声(マイク)
-5dB ~ -10dB
黄色メーター付近
配信の主役。はっきり聞こえる音量

ゲーム音
-20dB ~ -25dB
緑メーター後半
迫力はあるが声を邪魔しない

BGM
-30dB ~ -35dB
緑メーター前半
うっすら聞こえる背景音

このバランスにすると、視聴者が 「声が聞きやすい配信」 になります。

マイク設定のコツ

マイク音量は
叫んだときに赤メーターの入り口に触れるか触れないか が理想です。

常に赤色まで振り切れる場合は 音割れ の原因になるため、少し音量を下げましょう。


2. 喋ると自動でゲーム音が下がる「サイドチェイン」

「ゲームの爆発音で声が消される」
「でもゲーム音は下げたくない」

そんな時に便利なのが サイドチェイン(ダッキング) です。

これは 喋っているときだけ自動でゲーム音を下げる機能 です。

プロ配信者の多くが使っているテクニックです。

設定方法

  1. OBS音声ミキサーの ゲーム音(デスクトップ音声)の歯車 をクリック
  2. フィルタ を開く
  3. コンプレッサー を追加
  4. サイドチェイン / ダッキングソース にマイクを指定
  5. しきい値 を -35dB 前後に設定

この設定により

喋る → ゲーム音が少し下がる
無言 → ゲーム音が元に戻る

という自然な音声バランスになります。


3. スマホ視聴を想定した最終チェック

配信視聴者の多くは スマホのスピーカー で音声を聞いています。

PCのヘッドホンで問題なくても、スマホではバランスが崩れることがあります。

録画テストを行う

OBSで30秒程度録画します。

その動画をスマホに送って、スピーカーで確認してみましょう。

チェックポイント

声がこもっていないか
ゲーム音が大きすぎないか
BGMがうるさくないか

ここで感じた違和感が 視聴者が感じている不満 です。


まとめ:音声バランスは配信者の「おもてなし」

映像のカクつきと同じくらい、音のバランスが悪い配信は視聴者にストレスを与えます。

黄金比を意識するだけでも、配信の聞きやすさは大きく改善します。

もし次のような悩みがある場合は、音声設定の見直しが必要かもしれません。

・声がゲーム音に埋もれてしまう
・自分の声が小さく聞こえる
・サイドチェインの細かい設定が分からない

音声の最適設定は、マイクの種類やゲームのジャンルによっても変わります。


配信音質の調整サポートを行っています

株式会社POVでは、OBSを使った配信環境の音声調整サポートを行っています。

・リアルタイムでの音声ミキシング調整
・声を聞き取りやすくするイコライザー設定
・配信スタイルに合わせた音量バランス設計

「聞きやすい配信」を作りたい方は、お気軽にご相談ください。

👉 お問い合わせはこちら