「配信が単調で視聴者が飽きてしまう…」そんな悩みを解決するのが 複数カメラ配信 です。
プレゼン・イベント・インタビューなどでカメラアングルを切り替えることで臨場感が増し、視聴者を惹きつけることができます。
この記事では、OBSで複数カメラを設定・活用する方法を解説します。
複数カメラ配信のメリット
- 映像に“動き”が出て飽きにくくなる
- プレゼンターと資料を別アングルで映せる
- イベントや座談会で臨場感を演出できる
- 映画やTVのような「演出効果」でプロ感アップ
OBSで複数カメラを設定する方法
1. カメラを接続する
- Webカメラ、USBカメラ、HDMIカメラなどをPCに接続
- キャプチャーボードを使えば、一眼レフやビデオカメラも利用可能
2. ソースに追加する
- OBSの「ソース」→「+」→「映像キャプチャデバイス」を選択
- 1台目のカメラを追加
- 同じ手順で2台目、3台目も登録
3. シーンを分けて構成する
- シーン1:カメラA(正面)
- シーン2:カメラB(斜めアングル)
- シーン3:資料画面+小さなカメラ映像
👉 シーンを切り替えるだけで、テレビ番組のように多彩な演出が可能です。
スムーズに切り替えるコツ
● ホットキーを設定する
OBS「設定」→「ホットキー」で「シーン切替」を割り当て
→ キーボード操作で素早く切り替え可能
● トランジション効果を活用
フェードやスライドを使うと、自然で滑らかな画面切替が実現できます。
● アシスタント操作を導入
イベント配信では、進行役とは別に操作担当を置くと安心です。
リモートゲストとの組み合わせ
ZoomやGoogle MeetをOBSに取り込み、複数カメラと組み合わせれば「スタジオ風」の演出も可能。
👉 ゲストを大きく映したり、資料+登壇者の2画面構成にしたりと自由度が広がります。
複数カメラの活用例
- セミナー配信:登壇者正面+資料画面+会場全体
- 商品紹介:全体映像+手元アップ
- インタビュー:質問者側+回答者側
- イベント配信:舞台全景+演者アップ
まとめ
OBSで複数カメラを使えば、配信クオリティが大幅に向上します。
少しの切り替えでも「見やすい」「飽きない」配信を実現できます。
株式会社POVでは、複数カメラ配信のセッティングや現場オペレーション支援も行っています。
「社内イベントを多角的に見せたい」「商品紹介をプロっぽくしたい」という方は、ぜひご相談ください。
次回は「映らない・音が出ない!?OBS配信トラブルの原因と解決策」をご紹介します。お楽しみに!




