はじめに
OBS Studioは無料で使える録画・配信ソフトとして多くのユーザーに支持されています。
録画機能は特にYouTube動画やeラーニング動画制作に活用されており、初心者でも気軽に始められるのが魅力です。
しかし、初めて使う際は「設定はどうすればいい?」「録画がうまくできない」「どんな疑問があるの?」といった不安や疑問が多いのも事実です。
本記事では、そんな初心者のよくある疑問に答えながら、OBS録画をスムーズに始めるための基本と設定のコツをわかりやすく解説します。
1. OBS録画でよくある疑問Q&A
Q1. OBSは無料で使えるの?
はい、OBS Studioは完全無料のオープンソースソフトです。追加費用なしで高機能な録画・配信ができます。
Q2. 録画と配信は同時にできる?
はい、OBSは録画と配信を同時に行うことが可能です。ただしPCの性能に負荷がかかるため注意が必要です。
Q3. 録画ファイルはどこに保存される?
OBSの「設定」→「出力」→「録画」で保存先フォルダを確認・変更できます。
Q4. 録画フォーマットは何がいい?
一般的にはmp4が使いやすいですが、録画中の強制終了に備えmkvを使うのもおすすめです。
Q5. 画質を良くするには?
ビットレートや解像度を上げること、CPUまたはGPUのエンコーダ設定を適切にすることがポイントです。
2. これから始めるOBS録画の設定のコツ
2-1. 出力モードは「詳細」がおすすめ
設定の「出力」タブで出力モードを「詳細」にすると、細かい録画設定が可能になります。
2-2. エンコーダの選び方
- CPU性能が高い場合:x264(ソフトウェアエンコード)
- NVIDIA GPU搭載の場合:NVENC(ハードウェアエンコード)でPC負荷を軽減
2-3. ビットレートは用途に応じて設定
- 標準的な1080p動画なら8000〜12000kbpsを目安に
- 低スペックPCならビットレートを下げて負荷軽減
2-4. 解像度とFPSのバランス
- 解像度は1920×1080(フルHD)が多い
- FPSは動画の動きに合わせて30fpsか60fpsを選択
3. 録画前に確認しておきたいポイント
- テスト録画を必ず行う:映像・音声のズレやノイズをチェック
- マイクやスピーカーの音量設定を確認
- 不要なアプリやブラウザは閉じる:PCの処理負荷を下げるため
- ストレージ容量の確保:録画ファイルは意外と大きいので空き容量を確認
4. トラブル対策とよくある失敗例
問題 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
録画がカクつく・遅れる | ビットレートやFPSが高すぎる | 設定を下げる、他のアプリを閉じる |
録画ファイルが開けない | mp4ファイル破損 | mkvで録画し、後で変換 |
音声が録れていない | 音声入力設定ミス | デバイス設定を見直す |
画面が真っ黒になる | ソース設定ミス | 映像ソースの追加を確認 |
5. まとめ
- OBSは無料で高機能な録画ソフト
- 初心者はまず録画の基本操作と設定を理解しよう
- エンコーダやビットレートはPC性能に合わせて調整が必要
- トラブルを防ぐにはテスト録画と設定確認を徹底
- 株式会社POVのオンラインOBSコンサルも利用可能で安心サポート
OBS録画の設定や運用で困ったら、ぜひお気軽に株式会社POVまでご相談ください。
初心者の方も安心して利用できるオンラインサポートをご提供しています。