🎥 録画した動画のファイルサイズが大きすぎる


🔍 原因


✅ ビットレートが高すぎる

録画時のビットレートが高すぎると、動画のデータ量が大きくなり、ファイルサイズが肥大化します。
例)20,000kbps(20Mbps)で1時間録画 → 約9GB以上になることも。


✅ 録画フォーマットが「.avi」になっている

「.avi」形式はほとんど圧縮されないため、ファイルサイズが非常に大きくなります。
「.mp4」や「.mkv」に変更すると、サイズを大幅に削減できます。


✅ エンコーダーの設定が最適化されていない

「無圧縮」や「高品質」設定だと、過剰なファイルサイズになります。
圧縮率を適切に調整すれば、画質を維持しつつサイズを削減可能。


🛠 解決策


✅ 1. 録画フォーマットを「.mp4」に変更

  1. OBSを開く
  2. 設定 → 出力 → 録画フォーマット「.mp4」へ変更
  3. 適用 → OK

📌おすすめ形式

  • .mp4:互換性・圧縮率が高くおすすめ
  • .mkv:録画中にトラブルがあっても破損しにくい
  • .avi:非圧縮で非常に大きくなるので避ける

✅ 2. ビットレートを調整(4000〜6000kbps目安)

  1. 設定 → 出力 → 出力モード「詳細」
  2. ビットレートを調整(例:4000kbps)

💡目安

  • 4000kbps → 通常のフルHD録画
  • 6000kbps → 高画質録画(YouTube向け)
  • 8000〜10000kbps → スポーツやゲームなど動きの多い動画

✅ 3. エンコーダーを「ハードウェア(NVENC)」に設定

  1. 設定 → 出力 → 出力モード「詳細」
  2. エンコーダーを「NVENC(ハードウェア)」に変更

💡NVENCは、エンコード効率が高く、高画質かつ軽いファイルを作成できます。
※使えない場合は「x264(低遅延)」を選択。


✅ 4. 解像度とFPSを最適化

  1. 設定 → 映像
  2. 出力解像度:1280×720
  3. 共通FPS:30FPS

📌解像度目安

  • 1920×1080(フルHD) → 高画質だが重くなる
  • 1280×720(HD) → 標準画質で軽め

📌FPS目安

  • 30FPS → 標準動画、ファイルサイズ抑えられる
  • 60FPS → 滑らかだがサイズ大きめ

✅ 5. 録画後に「HandBrake」で圧縮

さらにサイズを減らしたい場合は、無料の圧縮ツール HandBrake を使用。

  • 公式サイト
  • OBSで録画した動画を読み込む
  • プリセット:Fast 1080p30 か Fast 720p30
  • エンコーダー:H.264(x264)
  • ビットレート:3000〜5000kbps
  • 「開始」で圧縮実行!

📌HandBrakeを使えば、画質をほとんど落とさずにサイズを50%以上削減できます!


✅ まとめ:ファイルサイズ削減チェックリスト

  • 録画フォーマットを「.mp4」に変更(.aviは避ける)
  • ビットレートは「4000〜6000kbps」に設定
  • エンコーダーを「NVENC(ハードウェア)」に変更
  • 解像度を「1280×720(HD)」に
  • FPSを「30FPS」に設定
  • 録画後にHandBrakeで圧縮!

これらを実施することで、OBS録画動画のファイルサイズを効率的に最適化し、ストレージの負担軽減+作業効率アップにつながります!✨