ライブ配信やWeb会議で自分の姿を映す際、
- 部屋の背景を隠したい
- ゲーム画面に自分だけを合成したい
と感じたことはありませんか?
OBS Studioでは、
標準機能の「クロマキー」 に加え、
AI技術を使ったプラグイン を活用することで、誰でも簡単に背景を消すことができます。
この記事では、
OBSで背景を消すための代表的な方法と、用途別のおすすめ設定をわかりやすく解説します。
1.【標準機能】緑・青い布を使う「クロマキー」
最も基本かつ安定した背景除去方法です。
グリーンバック(またはブルーバック) を使用することで、OBS単体でも高精度な切り抜きが可能です。
1-1. クロマキーの準備と設定手順
- グリーンバックを設置
- 背景に、できるだけ均一な色(緑 or 青)の布を設置します。
- Webカメラを追加
- OBS「ソース」→ 映像キャプチャデバイス を追加
- 背景全体がグリーンバックになるように調整
- クロマキーフィルタを追加
- Webカメラソースを右クリック → フィルタ
- + → クロマキー
1-2. クロマキー設定の最適化ポイント
| 設定項目 | 目的 | 調整のコツ |
|---|---|---|
| キーカラーの種類 | 背景色を指定 | 色味が合わない場合は「カスタム」でスポイト抽出 |
| 類似性 | 透明化する色の範囲 | 上げすぎると服や肌が消えるので注意 |
| なめらかさ | 輪郭のギザギザを軽減 | 上げすぎると輪郭がぼやける |
| キーカラーの流出 | 緑のフチ対策 | 類似性で消えない部分を微調整 |
成功の最大ポイント
👉 グリーンバックに 影を作らないこと
照明を均一に当てるだけで、抜け感が大きく改善します。
2.【プラグイン活用】グリーンバック不要で背景を消す(AI)
「布を置くスペースがない」
「もっと手軽に背景を消したい」
そんな場合は AIプラグイン が有効です。
おすすめ:StreamFX(AI背景除去)
StreamFXはOBSに多機能を追加できる強力なプラグインで、
AIを使った人物と背景の自動分離 が可能です。
| 機能 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| ディープラーニングマスク | AIで人物を認識 | グリーンバック不要・自然な切り抜き |
StreamFXで背景を消す手順
- StreamFXをインストール
- Webカメラソース → 右クリック → フィルタ
- + → ディープラーニングマスク
- 設定例
- モード:人物(Webカメラ最適化)
- 処理方法:セグメンテーション(切り抜き)
⚠ 注意点
AI処理はGPU負荷が高くなりやすいため、
性能に余裕のあるPCでの使用がおすすめです。
その他の選択肢
- NVIDIA Broadcast
- RTXシリーズGPU使用者向け
- 背景除去精度は非常に高い
- Snap Camera
- 手軽だがサービス終了・制限に注意
3. 背景除去をさらに見やすくする演出テクニック
3-1. 輪郭を強調する「フチ取り」
人物と背景がなじみすぎる場合は、
アウトライン(フチ) を付けると視認性が向上します。
- StreamFXのアウトライン機能
- 色補正+クロマキーの組み合わせ
3-2. 背景を完全に消さず「演出」に使う
- 単色背景
- 色ソースをカメラの下に配置
- 背景ぼかし
- AIで人物分離 → 元映像にぼかしを適用
👉 Web会議・解説配信では特に効果的です。
まとめ
OBSで背景を消す方法は、目的によって選ぶのがポイントです。
- 安定重視 → クロマキー
- 手軽さ重視 → AIプラグイン
- 見栄え重視 → 輪郭・背景演出
環境に合った方法を選び、
見やすくプロ感のある配信画面を作りましょう。
株式会社POVでは、オンライン配信における企画設計から、
演出・運用までをトータルでサポートしています。
「自社配信をもっとプロっぽく見せたい」
「演出込みの配信を作りたい」
という方は、ぜひご相談ください。



