OBSを使ってYouTube配信を始めたけれど、「画面がシンプルすぎて味気ない…」「もっと見やすく工夫したい」と感じていませんか?
OBSには「シーン」と「ソース」という機能があり、これを活用することで、プロっぽい演出やわかりやすい画面作りが可能です。
この記事では、初心者でもすぐに使えるシーンとソースの基本活用法を解説します。
シーンとソースとは?
シーンとは?
配信画面のレイアウト全体をまとめた「場面設定」のことです。
- 例:オープニング画面、プレゼン用画面、クロージング画面
- ワンクリックで切り替え可能
ソースとは?
シーンの中に配置する「素材」のことです。
- カメラ映像
- 画面キャプチャ(PC画面の共有)
- 画像(ロゴやフレーム)
- テキスト(タイトルや名前表示)
基本的な画面構成の作り方
1. カメラ映像を追加
- ソース一覧 → 「+」 → 「映像キャプチャデバイス」
- Webカメラを選択
👉 配信者の顔を映すことで視聴者に安心感を与えられます。
2. 画面キャプチャを追加
- ソース一覧 → 「+」 → 「画面キャプチャ」
- プレゼン資料やブラウザ画面を表示
👉 セミナーや授業形式の配信に便利です。
3. 画像やロゴを追加
- 企業ロゴやタイトル画像を配置するとブランド感がアップします。
- PNG透過画像を使うと背景になじみやすいです。
4. テキストを追加
- 発表者名や配信タイトルを表示することで視聴者が迷わず視聴できます。
- OBS内で簡単にフォント・色を設定可能。
シーン切り替えで演出する
配信を単調にしないために、以下のようなシーンをあらかじめ用意しましょう。
- オープニングシーン:タイトル画像+BGM
- メインシーン:カメラ+資料画面
- クロージングシーン:感謝メッセージ+ロゴ
OBSの「シーントランジション機能」を使えば、フェードやスライドなどの切り替え効果でよりプロっぽい印象を与えられます。
視聴者に優しいレイアウトのコツ
- 画面を3分割して「話者・資料・ロゴ」をバランスよく配置
- 視聴者が注目すべきポイントは中央に配置
- テキストは大きめ、シンプルなフォントで見やすく
よくある失敗と回避策
- 文字が小さすぎて読めない → スマホ視聴を想定して大きめに
- 要素を詰め込みすぎ → 必要な情報だけに絞る
- 色がバラバラ → ブランドカラーやテーマカラーを統一
まとめ
OBSのシーンとソースを活用すれば、配信画面は一気に「素人感」から「プロ仕様」に変わります。
ちょっとした工夫で視聴者の満足度やリピート率も大きく向上します。
株式会社POVでは、OBSを使った配信の構築サポートや画面デザイン制作も承っています。
「もっと見やすい配信画面にしたい」「ブランディングに合ったレイアウトを作りたい」という方はぜひご相談ください。
次回は「音が悪いと離脱率UP?OBSで音声をクリアに配信する方法」を解説します。お楽しみに!