OBSを使った配信で特に多いのが、「映像が映らない」「音が出ない」といったトラブルです。
せっかく準備しても、本番で問題が起きると視聴者はすぐに離脱してしまいます。
この記事では、OBS配信でよくあるトラブルの原因と、すぐに実践できる解決策をわかりやすく解説します。
よくあるトラブルと原因・解決策
1. 映像が映らない(黒画面になる)
■原因例
- キャプチャデバイスが認識されていない
- ソースの優先順位が誤っている
- グラフィック設定の不具合
■解決策
- カメラがPCに正しく接続されているか確認
- OBSの「ソース」で映像ソースを一番上に配置
- GPUが複数あるPCでは「高パフォーマンスGPU」でOBSを起動
2. 音が出ない
■原因例
- マイクやPC音源がミュートになっている
- OBSの「オーディオミキサー」で入力が設定されていない
- 配信先(YouTubeなど)の設定不備
■解決策
- OBSのミュートアイコンをチェック
- 「設定」→「音声」で正しいデバイスを選択
- テスト録画で音声が入っているか事前確認
3. 音ズレが発生する
■原因例
- PC負荷や回線遅延
- キャプチャボード経由で映像が遅延している
■解決策
- 「同期オフセット」を調整し、音声と映像を合わせる
- 配信前に録画テストを行い、ズレを確認して調整
4. 配信が途中で止まる
■原因例
- 回線速度不足
- ビットレートが高すぎる
- PCの処理落ち
■解決策
- 可能な限り有線LANを使用
- 出力ビットレートを下げる(例:6000kbps → 4500kbps)
- 不要なアプリを終了し、CPU/GPU負荷を軽減
配信前にできるトラブル防止チェック
- カメラ・マイクが認識されているか
- OBSの「音声レベルメーター」が動いているか
- テスト録画で映像・音声が正しく入っているか
- 回線速度テストで「上り10Mbps以上」あるか確認
トラブル時の心構え
- 慌てずに「OBSの設定 → 接続機材 → 配信先」の順で確認
- 予備マイクやモバイル回線など代替手段を準備
- YouTube配信は、一定時間内なら同じURLで再開可能
まとめ
OBS配信のトラブルは、原因を理解していれば落ち着いて対処できます。
最も大切なのは 事前チェックと代替手段の準備 です。
株式会社POVでは、OBS配信のトラブル対応やリハーサルサポートも行っています。
「本番で失敗できない」「安定した配信環境を整えたい」という方はお気軽にご相談ください。
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次回は「視聴者を惹きつける!OBS配信をプロ並みに見せるテクニック」をご紹介します。お楽しみに!




