OBS Studioは、無料で使える高性能な画面録画・配信ソフトです。
その使い方をマスターすれば、誰でも簡単にプロ並みの録画が可能になります。
ここでは、OBSを使った録画の方法を詳しく解説します。
1. OBSのインストールと設定
まず、公式サイトからOBSをダウンロードしてインストールします。
OBSダウンロードリンク：https://obsproject.com/ja/download
初めて起動すると、自動構成ウィザードが表示されます。「録画」に焦点を当てたい場合は、ウィザードで「録画の最適化」を選択してください。これで基本的な設定が整います。
①自動構成ウィザードで「録画の最適化」を選択
②基本（キャンバス）解像度を選択
最高画質での録画がしたい場合「1920×1080」を選択
※解像度が下がると画質も粗くなります
③FPS値（1秒間に表示するフレーム数）を選択します
スポーツやゲームなど動きが激しい場合は「60」推奨
それ以外の通常の映像の場合は「30」推奨
④問題なければ「設定を運用」をクリック
2. シーンとソースを追加する
OBSの使い方で最初に覚えておきたいのが「シーン」と「ソース」の設定です。
- シーン: 録画するコンテンツをまとめる枠組み。
- ソース: 録画する画面やカメラなどの素材。
例として、スライド資料を表示した画面にワイプで自分を表示させるOBSの使い方について説明します。
①取り込みたいスライド（canva、Googleスライド）のリンクをコピーする
② OBSのソース内の＋ボタンをクリックし「ブラウザ」を選択
③ ブラウザのプロパティ内「URL」欄にコピーしたスライドURLを貼り付ける
④ 幅と高さをそれぞれ「1600」「900」に変更
⑤ カスタムCSSに記載されているテキストを全て削除➡OKボタンをクリック
⑥ 表示されたブラウザがウィンドウサイズに合ってない場合、赤点をクリックして大きさを調整
⑦ 対話（操作）をクリック
⑧ 立ち上がった「ブラウザと相互作用」ウィンドウでスライドコントロール
⑨ ソース内左下の＋ボタンから「映像キャプチャデバイス」を選択
⑩ 新規作成のチェックボックスを確認後、名前を入力（画像ではPC CAMと入力）
⑪ プロパティ内の「デバイス」をクリックしカメラを選択➡OKをクリック
⑫ 右下のコントロール内にある「設定」をクリック
⑬ 設定の「音声」タブをクリックして「デスクトップ音声」「マイク」「モニタリングデバイス」を【既定】に設定➡適用をクリックしてからOKをクリック
⑭ 音声ミキサー内の「マイク」が緑色に振れている事を確認
⑮ カメラの大きさ・位置を決定後「録画開始」をクリックして録画をする
撮影終了したら、「録画終了」をクリックして録画を終える
⑯ メニューバー「ファイル」から「録画を表示」をクリック
⑰ 保存先フォルダが開くので録画データを確認する
以上がOBS Studioの使い方【スライド資料を使う録画方法について】デュアルモニターを使わずにcanvaやGoogleスライドを使用した録画方法となります。
お役立ち頂けたら幸いです♪
次回は、OBSの使い方【スライド資料を使う録画方法について】デュアルモニターを使用した録画方法についてお届けします♪
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