OBSでWebカメラの映像を使いたいとき、
「どのソースを追加すればいいの?」
「解像度やFPSはどう設定するの?」
と迷う方は多いのではないでしょうか。

設定項目が多く、どれを変えればよいのか分かりにくい部分でもあります。

この記事では、OBSにWebカメラを追加する手順と、「映像キャプチャデバイス」の主な設定項目、解像度・FPSの設定のポイントを解説します。

なお、OBSは更新によって画面の表記が変わることがあります。
この記事は、Windows版OBSの「映像キャプチャデバイス」を基準にしています。
お使いのバージョンやOSによって、表示される名称が異なる場合があります。
カメラが認識されない場合は、別の原因が考えられるため、この記事の範囲ではありません。

Webカメラを追加する手順

Windows版OBSでは、Webカメラやキャプチャーボードなどを「映像キャプチャデバイス」というソースで取り込みます。
Windowsでは、使うデバイスのドライバーがDirectShow出力に対応している必要があります。

  1. OBSの「ソース」の欄にある「+」ボタンを押す
  2. 一覧から「映像キャプチャデバイス」を選ぶ
  3. ソースの名前を付けて「OK」を押す
  4. 表示されたプロパティの「デバイス」の一覧から、使いたいWebカメラを選ぶ
  5. 「OK」を押して、プレビューにカメラの映像が表示されることを確認する

カメラが認識されない場合や、「デバイス」の一覧にカメラが表示されない場合は、
WebカメラがOBSで認識されない場合のトラブルシューティングもあわせてご確認ください。

映像キャプチャデバイスの主な設定項目

プロパティには、次のような項目があります。
OBSの公式ガイドで説明されている内容と、初期値は次のとおりです。

項目内容初期値
デバイス使用するデバイスを選ぶ–
解像度/FPS タイプ解像度とFPSの組み合わせの選び方。「デバイスの既定値」ではデバイスから検出された値を使うデバイスの既定値
解像度映像の解像度–
FPS1秒あたりのフレーム数–
映像フォーマットデバイスが複数の出力形式に対応している場合の、優先する形式任意
色空間・色範囲デバイスが出力する色空間・色範囲既定
バッファリング有効にすると、再生中のカクつきの改善に役立つ場合がある。無効にすると、遅延の改善に役立つ場合がある自動検出
垂直方向に反転デバイスが上下逆の映像を送ってくる場合に、反転させるオフ
カメラから回転データを適用するカメラの回転データがある場合に、それを適用するオン
表示されていないときは無効にする非表示のときにデバイスを停止して、リソースを解放するオフ

解像度とFPSを設定する

「解像度/FPS タイプ」の初期値は、「デバイスの既定値」です。
検出された値で映像が表示されない場合や、別の解像度・FPSを使いたい場合は、「カスタム」に変更して、解像度とFPSを選びます。

一般的な設定の例としては、次のようなものがあります。

  • 解像度 1920×1080、FPS 30
  • 解像度 1280×720、FPS 30

ただし、対応している解像度とFPSの組み合わせはカメラによって異なります。
上の例は、すべての環境で使える設定ではありません。
まずはお使いのカメラが対応している値の中から選んでください。

なお、デバイスが対応していない解像度やFPSを指定すると、そのソースには何も表示されない場合があります。
映らなくなった場合は、お使いのカメラが対応している解像度・FPSに戻してみてください。

映像の向きがおかしいとき

映像が上下逆に映る場合は、「垂直方向に反転」を使います。
カメラから回転の情報が送られている場合は、「カメラから回転データを適用する」の設定も関係します。

バッファリングの設定

「バッファリング」の初期値は「自動検出」で、デバイスに遅延がある場合は有効に、ない場合は無効になります。
OBSの画面上の説明では、無効にすると遅延が最小になり、顔を映すカメラに向いているとされています。
映像がカクつく場合は有効に、遅延が気になる場合は無効にして、実際の映像で確認してみてください。

ドライバーの設定を開く

プロパティの「ビデオの設定」からは、カメラのドライバーの設定画面を開けます。
OBSの公式ガイドでは、Logitech製のカメラの専用ソフトなどが例として挙げられています。調整できる項目は、お使いのカメラによって異なります。

Webカメラの音声(マイク)を使う場合

Webカメラにマイクが付いている場合は、
同じ「映像キャプチャデバイス」の「カスタム音声デバイスを使用する」をオンにして、「音声デバイス」で使う音声デバイスを選ぶと、映像デバイスに別の音声デバイスを紐付けられます。
たとえば、Webカメラに外部のマイクを紐付けたい場合に使えます。

まとめ

OBSにWebカメラを追加するには、「ソース」から「映像キャプチャデバイス」を追加し、「デバイス」でカメラを選びます。
映像が表示されない場合や、解像度・FPSを変えたい場合は、「解像度/FPS タイプ」を「カスタム」にして、カメラが対応している値を選んでください。
バッファリングや向きの設定は、実際の映像を確認しながら調整するのがおすすめです。

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