「配信を始めるとゲームが重くてガクガクする…」
「録画した映像を見返したら、紙芝居みたいに止まっていた…」
最新のハイスペックゲーミングPCを持っていないからといって、配信を諦めていませんか?
実は、OBS Studioの設定を見直すだけで、数年前のノートPCやエントリーモデルのPCでも、驚くほど滑らかに配信・録画ができるようになります。
今回は、低スペックPCユーザーが必ず設定すべき
**「3つの軽量化ポイント」**を解説します。
1. 出力解像度を下げて負荷を50%カットする
一番最初に試してほしいのが「解像度」の調整です。
多くの人が「フルHD(1080p)」で配信しようとしますが、これがPCに大きな負荷をかけています。
これを HD(720p) に下げるだけで、処理する画素数は大幅に減り、PC負荷をかなり軽減できます。
設定方法
- OBS右下の「設定」をクリック
- 左メニューの「映像」を選択
- 出力(スケーリング)解像度を 1280×720 に変更
ポイント
視聴者の多くはスマートフォンで配信を視聴しています。
スマホ画面では 720pでも十分綺麗に見えるため、
無理に1080pを狙うよりも
「止まらないスムーズな映像」
を優先した方が、視聴者の満足度は高くなります。
2. FPSを30に固定してPCの負担を減らす
FPS(フレームレート)とは、1秒間に表示する画像の枚数のことです。
一般的には 60FPS が推奨されますが、低スペックPCでは処理が重くなりがちです。
そのため、30FPSに設定するだけでPCの負荷を大きく減らすことができます。
設定方法
- 「設定」 → 「映像」を開く
- 共通FPS値 を 60 → 30 に変更
1秒間の処理回数を60回から30回に減らすことで、
PCの計算負荷を大きく下げることができます。
動きの激しいFPSゲームなどでなければ、
30FPSでも違和感なく視聴できます。
3. エンコーダをCPUからGPUに変更する
OBSの負荷を左右する最も重要な設定が エンコーダ です。
エンコーダとは、映像を圧縮する仕組みのことです。
ここを間違えると、どれだけ解像度を下げてもPCは重いままになります。
設定方法
- 「設定」 → 「出力」を開く
- 「出力モード」を 詳細 に変更
- エンコーダ を確認
エンコーダには主に次の2種類があります。
x264(CPU使用)
CPUで映像処理を行うため、低スペックPCではカクつきやすい。
NVENC / AMD VCE(GPU使用)
グラフィックボードの専用チップを使うため、PCの負荷を大幅に軽減できます。
可能であれば、NVENCやAMD VCEなどのハードウェアエンコーダを選びましょう。
CPUしか選べない場合
もし「x264」しか選択できない場合は、
CPU使用のプリセットを
- superfast
- ultrafast
に変更することで、少しでも負荷を軽減できます。
裏ワザ:OBSを「管理者として実行」する
設定以外で最も効果があるのがこの方法です。
Windowsは通常、ゲームなどのソフトを優先して処理するため、
OBSの処理が後回しにされてカクつくことがあります。
手順
- OBSのアイコンを右クリック
- 管理者として実行 を選択
これだけで、PCが
「OBSの処理を優先する」
ようになるため、映像のカクつきが改善することがあります。
まとめ:OBS軽量化の黄金設定
今回紹介した設定をまとめると、以下のようになります。
項目
出力解像度:1280×720
FPS:30
エンコーダ:ハードウェアエンコーダ(NVENCなど)
起動方法:管理者として実行
これらの設定を見直すだけで、低スペックPCでも配信・録画の安定性は大きく改善します。
株式会社POVでは、OBSを活用した配信・録画環境の設計から、
演出・運用までをトータルでサポートしています。
「OBSの設定を最適化したい」
「自分のPCに合った配信環境を作りたい」
という方は、ぜひご相談ください。



