ゲーム配信で非常に人気のあるオーディオインターフェースが、YAMAHA AG03 です。
特に、
・OBS配信
・ゲーム実況
・Discord通話
・VC(ボイスチャット)
・PS5/Switch配信
などで利用されるケースが多く、
「初めての配信機材」
として導入される方も非常に増えています。
ただし、AG03は便利な反面、
・ゲーム音が入らない
・Discord音声が二重になる
・自分の声だけ聞こえない
・配信だけ音量バランスがおかしい
など、設定で悩みやすい機材でもあります。
今回は、AG03を使ったゲーム配信時のおすすめ音声設定について、初心者向けに解説します。
まず理解したい「配信で必要な音」
ゲーム配信では、基本的に下記4種類の音を扱います。
・ゲーム音
・自分のマイク音声
・DiscordなどVC音声
・BGM(必要な場合)
これらを「視聴者にどう聞かせるか」が重要になります。
AG03のLOOPBACKが超重要
AG03最大の特徴が、
「LOOPBACK機能」
です。
これをONにすると、
・マイク音声
・パソコン音声
をまとめてOBSへ送れます。
つまり、
ゲーム音+Discord音+自分の声
を1つにまとめて配信できます。
ゲーム配信時の基本おすすめ設定
AG03本体
LOOPBACK:
ON
MONITOR MUTE:
OFF
OBS側おすすめ設定
「設定」→「音声」
ここで、
・デスクトップ音声:無効
・マイク音声:無効
にするのがおすすめです。
なぜ無効化するの?
AG03が既に音をまとめてOBSへ送っているためです。
ここでOBS側でもデスクトップ音声を取得すると、
・ゲーム音二重
・Discord二重
になりやすいです。
OBS側で追加するもの
OBSの「ソース」から、
「音声入力キャプチャ」
を追加します。
デバイス:
AG03
を選択してください。
これで、
・ゲーム音
・VC音声
・マイク
がまとめてOBSへ入ります。
Discord利用時の注意点
非常に多いのが、
「Discord相手の声がエコーする」
問題です。
原因
Discord側でも音を返し、
OBS側でも二重取得しているケースがあります。
Discord側おすすめ設定
Discord設定 → 音声・ビデオ
入力デバイス:
AG03
出力デバイス:
AG03
へ統一すると安定しやすいです。
ゲーム音だけ小さい場合
ゲーム配信では、
・ゲーム爆音
・声が小さい
問題が非常に多いです。
おすすめバランス
一般的には、
ゲーム音:
やや小さめ
マイク:
やや大きめ
の方が視聴者は聞きやすいです。
OBSメーターの目安
マイク音声:
黄色付近
ゲーム音:
緑〜黄色程度
がおすすめです。
赤メーターは音割れ注意です。
コンプレッサー設定もおすすめ
OBSでは、
「フィルタ」
からコンプレッサーを追加できます。
これを使うと、
小さい声を聞きやすくしつつ、
大声の音割れも防止
できます。
ゲーム実況ではかなり便利です。
ノイズ除去も入れよう
キーボード音やエアコン音が気になる場合は、
OBSフィルタ
→ ノイズ抑制
を追加するのがおすすめです。
最近はAIノイズ除去も非常に優秀です。
Switch・PS5利用時の注意
家庭用ゲーム機の場合は、
キャプチャーボード
が必要になります。
この場合、
ゲーム音:
キャプチャーボード経由
マイク:
AG03
という構成になります。
音ズレにも注意
ゲーム配信では、
・映像
・ゲーム音
・マイク
のタイミングズレが発生することがあります。
特にキャプチャーボード利用時は注意が必要です。
OBSで遅延調整可能
音声ミキサー
→ 歯車
→ 詳細音声プロパティ
ここで同期オフセット調整が可能です。
Bluetoothイヤホンは注意
Bluetoothイヤホンは遅延が発生しやすく、
・ゲーム音ズレ
・VC遅延
の原因になることがあります。
本格配信では有線がおすすめです。
配信前テストは必須
本番前に必ず、
30秒〜1分程度のテスト録画
を行いましょう。
確認ポイント:
・ゲーム音量
・マイク音量
・Discord音量
・音ズレ
・二重音声
これだけでも大きな事故防止になります。
AG03はゲーム配信初心者にもおすすめ
AG03は、
・操作が比較的分かりやすい
・OBSとの相性が良い
・音質改善しやすい
という特徴があり、ゲーム配信初心者にも非常に人気があります。
設定に慣れてくると、
・BGM調整
・配信演出
・高音質マイク運用
なども柔軟に対応できるようになります。
まとめ
AG03を使ったゲーム配信では、
・LOOPBACK理解
・OBS側音声設定
・Discordとの連携
・音量バランス調整
この4点が非常に重要です。
特に、
「OBS側で二重取り込みしない」
だけでも、多くのトラブルを防ぐことができます。
これからゲーム配信を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。



