OBSの画面下にある「音声ミキサー」は、配信や録画の音声を確認・調整するための基本の画面です。

「音声ミキサーに音声を追加するにはどうすればいいの?」
「メーターが動かない」
「どのくらいの音量が適切か分からない」
と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、OBSの音声ミキサーの見方と、音声を追加する方法、音量の目安、メーターが動かないときの確認ポイントを解説します。

なお、OBSは更新によって画面の表記が変わることがあります。
お使いのバージョンによって、表示される名称が異なる場合があります。

音声ミキサーとは

音声ミキサーは、OBSに取り込んでいる音声ソース(マイク、デスクトップ音声、アプリケーションの音声など)ごとの音量を確認し、調整するための画面です。
音声を持つソースには、それぞれ少なくとも1つのボリュームメーターが表示されます。

音声ミキサーの見方

音声ミキサーの各ソースには次の項目があります。

項目内容
ステータス音声ソースの状態に関する情報
名前ソースの名前
フェーダーレベル調整後のソースの音量(デシベル単位)
フェーダーソースの音量を調整するスライダー
ボリュームメーターソースの音量を示す視覚的なバー
ミュートボタンスピーカーアイコンで、ミュートのオン・オフを切り替える
モニターボタン設定で指定したモニター機器で、そのソースの音を再生する

ボリュームメーターの色と音量の目安

ボリュームメーターは、色によって音量の目安を確認できます。

  • 緑のゾーン: BGMや通知音などの効果音は、この範囲に収める
  • 黄色のゾーン: ゲーム音は下側、自分や友人など話し声は上側に収める
  • 赤のゾーン: 音割れ(クリップ)に近い領域。話し声は、この領域の下限付近に達する程度が目安

メーターの上端に表示される点は、直近20秒間の最大値を示しており、音割れしていないかの確認に使えます。
なお、各ゾーンの境界が何dBに当たるかは、公式ガイドには示されていません。

メーターが常に赤いゾーンに入るように調整する必要はありません。
メーターはあくまで目安なので、実際にテスト録画をして、音割れや音量のバランスを確認してください。

音声ミキサーに音声を追加する方法

音声ミキサーに表示される音声は、OBSに取り込んでいる音声ソースです。
OBSの初期状態では、デスクトップ音声とマイクを取り込む設定になっています。

ほかの音声を追加したい場合は、「ソース」から追加する方法があります。

Windows版OBSでの手順は次のとおりです。

  1. OBSの「ソース」の欄にある「+」ボタンを押す
  2. 取り込みたい音声に合わせて、次のソースを選ぶ
    • マイクを追加する場合: 「音声入力キャプチャ」
    • PCの再生音を追加する場合: 「音声出力キャプチャ」
  3. ソースの名前を付けて、「デバイス」から取り込みたいデバイスを選ぶ
  4. 音声ミキサーに、追加した音声が表示されていることを確認する

ソースの表示名は、OBSのバージョンによって異なる場合があります。

「設定」→「音声」と「ソース」から追加する方法の違い

OBSには、音声を取り込む方法が2つあります。

  • 「設定」→「音声」のグローバル音声デバイス: 「デスクトップ音声」「マイク音声」として、OBS全体で使う音声デバイスを指定する方法
  • 「ソース」から追加する方法: 音声入力キャプチャ・音声出力キャプチャを、特定のシーンに追加する方法

注意: 同じ音声デバイスを、「設定」→「音声」とソースの両方で取り込むと、エコー(音が二重に聞こえる状態)が起きる場合があります。
ソースから追加する場合は、先に「設定」→「音声」側の同じデバイスを無効にしておいてください。

メーターが動かない・音声が表示されないとき

音声ミキサーのメーターが動かない、期待した音声が取り込まれていないと思われる場合は、次の点を確認してください。

  • 音声デバイスの設定: 「設定」→「音声」で、取り込みたいデバイスを手動で選択します。
    OBSの公式ガイドでも、メーターが動かない場合や、意図しないデバイスが取り込まれていると思われる場合は、デバイスを手動で選ぶよう案内されています。
  • ミュートになっていないか: 音声ミキサーのミュートボタン(スピーカーアイコン)がオンになっていないか確認します。
  • 音を出しているアプリ側の音量: 個別のアプリの音量スライダーが、OBSに届く音量に影響します。取り込みたいアプリ側の音量も確認してください。

音声の詳細設定とモニタリング

音声のモニタリング(自分の耳で音を確認する機能)の設定は、OBSのメニューの「編集」→「オーディオの詳細プロパティ」で確認・変更します。
OBSの公式ガイドでも、この画面でOBSが受け取った音を確認するよう案内されています。

「音声モニタリング」の項目では、ソースごとに次の3つから選べます。

選択肢内容
モニターオフモニタリングをしない。そのソースの音は、通常どおり配信・録画に出力される
モニターのみ(出力はミュート)自分には聞こえるが、配信・録画には出力されない
モニタリング有効自分にも聞こえ、配信・録画にも出力される(古いバージョンでは「モニターと出力」と表示されます)

モニタリングで音を聞く機器は、「設定」→「詳細設定」の「モニタリングデバイス」で指定します。

自分に聞こえている音と、録画・配信に出力される音は、必ずしも同じではありません。 
たとえば「モニターのみ」にしたソースは、自分には聞こえても録画・配信には入りません。
逆に「モニターオフ」のソースは、自分には聞こえなくても録画・配信には入ります。
設定を変えたあとは、実際に録画したファイルを再生して、意図した音が入っているかを確認することをおすすめします。

まとめ

OBSの音声ミキサーは、各音声ソースの音量の確認・調整とミュートを行う画面です。
メーターの色を目安に音量を調整し、メーターが動かないときは「設定」→「音声」のデバイス設定やミュートの状態を確認してみてください。
音声ミキサーに音声を追加したいときは、「ソース」から音声を取り込むソースを追加します。


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