OBSで録画しようとしたとき、「録画形式はMP4とMKVのどちらにすればいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。最近のOBSには「ハイブリッドMP4」という形式もあり、違いが分かりにくくなっています。
この記事では、OBSで選べる主な録画形式の違いと、用途に合わせた選び方、MKVからMP4へ変換する方法を解説します。
なお、OBSは更新によって初期設定や画面の表記が変わることがあります。この記事の内容は、OBS Studio 32系(2026年時点)を基準にしています。お使いのバージョンによって、表示される名称が異なる場合があります。
OBSで使う主な録画形式の違い
| 録画形式 | 特徴 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| MKV | OBSの公式ガイドで推奨されている形式。録画が正常に終了しなかった場合でも、ファイル全体が破損しにくい | 長時間の録画や、トラブル時にデータを守りたい場合 |
| ハイブリッドMP4 | OBS 30.2で導入された形式。録画中にクラッシュや停電などが起きても復旧できるよう設計されており、MP4としての幅広い互換性も持つ。OBS 32.0以降の新規プロファイルでは、初期設定の録画形式になっている | MP4形式の扱いやすさと、異常終了時のデータ保護の両方を重視したい場合 |
MKVは、編集ソフトや再生ソフトによっては、そのままでは読み込めない場合があります。編集ソフトで使う予定がある場合は、MP4に変換するか、ハイブリッドMP4で録画する方法があります。
録画形式の確認・変更方法
OBSの録画形式は、次の手順で確認・変更できます。
- OBSの「設定」を開く
- 「出力」を選択する
- 「録画」の項目にある「録画フォーマット」を確認し、使いたい形式を選ぶ
- 「OK」または「適用」を押して設定を保存する
ハイブリッドMP4の表示名は、OBSのバージョンによって異なる場合があります。リストに見当たらない場合は、OBSが最新バージョンか確認してください。
MKVで録画したファイルをMP4に変換する(リマックス)
MKVで録画したあとにMP4へ変換したい場合は、OBSの「リマックス」機能を使います。公式ガイドでは、次の方法が案内されています。
- OBSのメニューから「ファイル」→「録画のリマックス」を選ぶ
- 変換したいMKVファイルを追加し、リマックスを実行する
また、設定で自動リマックスを有効にすると、録画を停止したときに自動でMP4へ変換することもできます。
どの形式を選べばよいか
迷った場合は、次の観点で選ぶとよいでしょう。
- トラブル時にデータを守ることを優先したい: MKVで録画し、必要に応じてMP4へリマックスする
- MP4のまま保存したい: ハイブリッドMP4で録画する
- 編集ソフトで読み込めるか心配: 使用する編集ソフトの対応形式を確認したうえで、MP4へ変換するか、ハイブリッドMP4で録画する
録画形式を変更しても、画質や音質の設定は別の項目です。画質が気になる場合は、ビットレートやエンコーダーの設定も合わせて確認してください。
まとめ
OBSには複数の録画形式がありますが、録画時のトラブルへの強さや編集時の扱いやすさを考えると、MKVやハイブリッドMP4が選択肢になります。MKVは公式ガイドで推奨されており、トラブル時にファイルが破損しにくい形式です。MP4で保存したい場合は、ハイブリッドMP4で録画するか、MKVで録画したあとにリマックスで変換する方法があります。
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